清水浩さん開発の、究極の電気自動車『エリーカ』



夢の扉〜NEXT DOOR〜、

今回は、究極の電気自動車の開発者、清水浩さんのドキュメンタリーです。


というか、先日紹介しました、バイオエタノールの研究者、長島磯五郎さんと一緒に放送されました。

夢の扉〜NEXT DOOR〜で、同じ日の放送で、二人紹介されるのは相当珍しいですね・・・。


ガソリン高騰の影響で、最近、電気自動車や、水素自動車、ハイブリッド車などの、エコカーへの関心が高まっているようです。



エコカーとしては、

ホンダの水素自動車『FCXグラリティ』や、

トヨタのハイブリッド車『プリウス』が有名ですが・・・

電気自動車は、

先日の洞爺湖サミットの国際メディアセンターで福田首相が試乗した、

トヨタのパーソナルモビリティ「i-REAL」(一人用電気自動車)や、

タケオカ自動車工芸の電気自動車、『ミリュー』が有名ですね。



特に、タケオカ自動車工芸の電気自動車、『ミリュー』は、原付という事で、コスト面では格段の優位性があります。

自動車に必要な、

『車検』を初め、『重量税』、『取得税』、『車庫証明』を必要としませんからね。


ただ、どちらも一人乗りで、特に『ミリュー』は、最高時速60kmと、ドライブを楽しむという面からは物足りないものがありますね。



ホンダの水素自動車『FCXクラリティ』は、

2008年夏からアメリカで月600ドルで個人リース開始予定で、

日本でも近い将来個人リースを開始予定ですので、いよいよエコカーが一般道路を走り始めます。


もちろん、例えば、水素自動車の場合は、水素ステーションがまだ少ないなどの問題があり、

エコカーが普及するにはまだ少々時間がかかるでしょうが、いずれにしろ車に関して、全体的な流れとしてはエコカーに向かっているようです。



さて、清水浩さんの開発中の電気自動車ですが、究極のという言葉がついています。

そうですね、清水さんの電気自動車は、一味違います。

清水さんは、従来の電気自動車にない特徴を持った車にするため、加速・速さにこだわりました。


清水浩さんの開発中の電気自動車の名前は、『エリーカ』と言いますが、

『エリーカ』は、外見から相当変わった車です。

まず、電気自動車『エリーカ』のタイヤは8本あります。

そして、その外観は、近未来からやって来たかのような、本当にスタイリッシュなものです。


エンジンがなくモーターで動く電気自動車『エリーカ』の最高時速は、なんと、370km/hです。

『エリーカ』がこれだけのスピードを出せる」秘密は、その8本のタイヤにあります。


それぞれのタイヤにモーターを備えていますので、タイヤの軸が回転する事によって、タイヤの一つ一つが高性能のモーターになるというわけです。

そのバッテリーにも秘密があり、リチウムイオン電池を使うことにより、パワフルで長持ちできるものになっています。



清水浩さんは、28年前から電気自動車の開発を始め、

1997年には『ルシオール』という、小型電気自動車を造っています。

残念ながら、『ルシオール』は普及しなかったようですが・・・



電気自動車普及のために、大きな特徴・素晴らしい特徴のあるものを造ろうと考えて出来上がったのが、『エリーカ』ですね。



電気自動車『エリーカ』は、その素晴らしい加速とスピードも魅力ですが、それ以上に大事な実用性も備えています。

『エリーカ』で一日走ろうと思えば、一日一時間充電するだけで充分です。

もちろん、家庭用のコンセントからでも充電できます。



さて、『エリーカ』の最高速度は370km/hと言いましたが、その加速性能はどうなんでしょう?

というので、夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内で、もう一台車を用意し、加速テストを行いました。


『エリーカ』の相手の車は、『プロトライルポルシェ 911 ターボ』当然、運転するのはプロのドライバー。

そして、電気自動車『エリーカ』に乗り込むのは、当然(?)、清水浩さん。

100mの加速競争でしたが、見事『エリーカ』が勝利しました。



『エリーカ』ですが、
実際に公道を走っても、その加速感覚は素晴らしいようです。

うーん、加速抜群の『エリーカ』、一度乗って、体感してみたいものです。



さて、『エリーカ』が普及するための現実問題として一番の難点がその価格ですね。

電気自動車『エリーカ』一台の開発費用は2億5千万円だそうです。

もちろん、『エリーカ』に乗る人が増え、生産量が増加すれば、車の価格も安くなるでしょうが・・・。


清水浩さん、今から、『電気バス』や『電気トラック』の開発にも乗り出すようですが、

今後、電気自動車『エリーカ』がどう展開されるか見守っていきましょう。


 
 【夢の扉〜NEXT DOOR〜2008年7月20日放送】

     『究極の電気自動車開発をめざして』

ドリームメーカー/清水浩    ナビゲーター/近藤しずか


         【清水浩さんのマイゴール】

  『2020年までに、誰でも買える電気自動車を開発したい。』



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